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異名:風雅(ふうが)
本名:真砂 澄慧(まさご すみえ)
性別:男
年齢:30代
身長:165㎝
誕生日:3月28日
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所属:無間衆
根源:嗜虐
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一人称:わたし
二人称:あなた/きみ
三人称:あの方/彼/彼女
呼称:~さん
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「かわいらしい憑神さんだ、少しわたしの話を聞いてもらえますか」
澄慧はかつて、とある宗教の教祖として人々を導く立場にあった男である。 しかしその心根は歪みきっており、拷問を至上の楽しみとする異常者であった。 教えを説くよりも苦痛を与えることに悦びを見出し、やがてその嗜虐性は隠しようのない本性として露わになっていった。
彼にとって憑神は格好の玩具である。 死してもなお永劫の苦しみを背負い続ける存在を痛めつけ、弄び、泣き叫ぶ声を聴くことを甘美な愉楽とする。 それ故にどれほど責めても耐え続ける者には興味を失い、心を折り悲鳴を上げる相手をこそ好む。
神連に属する者たちは拷問に屈しない場合が多く、さらに楽しみの最中に邪魔をされることもあるため嫌っている。
「泣き声を隠す必要はありませんよ。わたしはそれが聞きたくて、ここにいるのですから」
澄慧は身体的には一般人と同等か、それ以下の力しか持たない。 だからこそ彼は術と罠を徹底し、正面から相対するのではなく死角から相手を動けなくして嬲る道を選んだ。
結界を幾重にも重ねて退路を塞ぎ、呪具で肉体の自由を奪い、仕掛けられた罠によってじわじわと追い詰める。 獲物にとっては気付いた時にはすでに遅く、逃げ場はどこにも残されていない。